2020年蒸留の様子

今年も蒸留の時期です。

昨日、おかむらさきの花を手に入れたので朝から作業となりました。

使用するもの

2020年6月28日

利用するのは銅製蒸留器のアランビックです。

タンクに蒸留水を投入

2020年6月28日

タンクに蒸留水をいれます。このタンクは10リットルのものになりますが、今回は3リットルの蒸留水をいれました。

仮設置

2020年6月28日

蒸留を始める前に仮設置をしまた。今回はこんな感じです。

ラベンダーを詰めます

2020年6月28日

水の入ったタンクの上には刈り取ったラベンダーを入れます。ラベンダーはおかむらさきです。

蒸気が漏れないように

2020年6月28日

水の入ったタンクの上にラベンダーを入れたタンク、その上に玉ねぎ型のタンクをのせます。

各タンクのジョイント部分には蒸気が漏れないようにキッチンペーパーを挟んでその上にアルミ箔を巻いて麻ひもで縛りました。

これをまじめにやらないと蒸気が噴き出して大変なことになります。

蒸留開始

2020年6月28日

蒸留開始です。一番下の蒸留水を入れたタンクは先に台所のコンロの上で沸騰寸前まで加熱してから作業を始めています。カセットコンロだけでやると水から沸騰までで結構時間もカセットボンベも使うことになります。

冷却部

2020年6月28日

冷却部の青いホースは、水道につながっています。透明のホースは温まってしまった冷却水を排出するためのものです。排出はホースの状態と冷却タンクの傾き方などで、ホースから排出されずにオーバーフローしてしまう事があります。

冷却部オーバーフロー

2020年6月28日

↑こんな風に

そうなった時のことを考えてラベンダーウォーターを受ける容器の高さと位置(冷却タンクに密接させないであふれた水を蒸留水と混じらないようにする為)を決めてやる必要があります。

冷却用の水は大量に流す必要はなくて、ちょろちょろという感じです。加熱するカロリーにもよりますが、冷却タンクを触ってみて下から1/3位の所が少し冷たく感じる程度になっていれば大丈夫です。冷却タンク全体が熱くなってしまう場合は水量を増やします。

出たっ!

2020年6月28日

点火後数分で、オイルの混ざったラベンダーウォーターが出てきました。ラベンダーウォーターが規定量まで溜まるまで暫し待ちます。

今回は1.5リットルを目標にしています。およそ1時間30分程度で火を止めました。

蒸留後のおかむらさき

2020年6月28日

蒸留した後のラベンダーはこんな感じにすっかり色が抜けて灰色になっています。

次はグロッソ

2020年6月28日

さて、もう一回蒸留します。庭からラバンディン系のグロッソを刈り取ってきました。

ウォーターとオイル

2020年6月28日

2回の蒸留で出来たラベンダーウォーターとオイル。

おかむらさきはウォーターが1.5リットルとオイルがおよそ12ミリリットル。

グロッソはウォーターが1.5リットルとオイルがおよそ22ミリリットルでした。

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